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『構音~練習開始時期~』

2023/10/11



秋は園行事や学校行事がたくさんですね🍁
いつもとは違う表情をしていたり、少し甘えたくなったり…
子どもたちの頑張りに応えられるよう
いつも以上に1人1人をよくみることを心がけています☺

さて、今回も構音の話です。

子どもは最初から正しい構音をするわけではありません。
たくさんの誤りを経て、徐々に正しい構音を獲得していきます。
うちの子も4歳頃のとき、「きんきら🌟」を「ちんちら」って言ってました🤣
その誤り方が微笑ましくて、動画に残したり、真似してみたり……
ただ、不安になることもあるかと思います。

そこで、私が構音練習を開始するポイントとしてみている点を紹介します👍


➀決まった音が必ず言えない

➁構音発達の年齢からみて、獲得時期が過ぎているのに言えない
(前回のブログ参照)
例:6歳だけどカ行がタ行になる
➂本人が言えないことを気にしている
➃自分の構音や口の動きに意識が向けられる
➄少しの時間座って一緒にやり取りができる
➅しりとりのルールがわかる(45歳くらい)
 

もちろん、全て当てはまる必要はないです!
私としては➀~➅をポイントとして、
その子の全体を見てから練習のプログラムを立てていきます♬
始めから構音そのものにアプローチする場合もあれば
それ以外の部分(全身の使い方、ことばの理解や表出…etc)に
敢えて取り組む場合もあります。

少なくとも、
➀➁両方に該当する、
➀➁の両方にあてはまるわけではないけれど、➂には該当する、
といった場合は是非お近くのSTへご相談ください🙂
構音の練習をどの時期にどうやって行うか相談にのってくれます。
まずは正しい情報を仕入れて、安心して前に進みましょう🌸